全国各地のB級ご当地グルメってこんなにある!!

全国に知れわたっているわけではない、地元ならではのB級グルメに酔いしれる人は数知れず。ある者は言った、‘待て、しかして希望せよ'と。 自分たちの地元のグルメを広めるため、開催されたB-1グランプリからも分かるように、各地には色々な食文化が広がっています。ここではB-1グランプリ、歴代優勝者から見る現在のご当地B級グルメについて考察していきます。

B-1グランプリとは

B級グルメを広めるための大会

食に対してどう考えているかと聞かれると、筆者はただ食べてお腹が満たされていればいいと考えたことは一度もない。不味いものを食べて満足する人がいないように、ただ食べたいものを食べていれば満足するのではなく、心から美味しいと言えるものを食べて心身ともに食という行為そのものを充足させたいという心構えだ。大げさと取る人もいますが、そういう楽しみを見出していかないと人生はつまらなくなってしまうものだ。

ごはんを食べるのとどうしても切り離せないのが、金銭的な問題です。例えば筆者の友人で、お金を使うのが嫌だからとパン一個、あるいはおにぎり一個で済ませるという人がいる。たまにするが、それで満足したことはない、むしろお腹が空いてどうしても買い足しては食べてしまっているので節約以前の問題だ。ガマンすればなんだって出来るとはいうが、せっかくの味覚があるのに普段から食べたいものを制限して、食べたくないものばかり食べるなんてどんな拷問なんでしょう。

ただ欲望のあまりあらゆる店に足を運んでしまうとあっという間に散財してしまうので制御することも大事です。飲食店に足を運ぶにしても一度の食事で2~3,000円は軽く使ってしまいます、これを毎週繰り返そうものならありえない出費となる。流石にそこまでの贅沢は出来ないものの、やはりたまには外で夕食を、という発想そのものは悪いものではないはずだ。ですがいざ外食となると、やはり値段の問題とは切り離せません。

お金を気にせず美味しいものを食べたいのは文句なのか、いえっそんなことはありません。世の中には『B級グルメ』という、安くて簡単に出来る、安価で確かな料理がこの世に存在している。全国各地に広がる様々なB級グルメ、それは地域振興に役立つとして積極的に推し進めている県もある。安くて美味しいものが食べられるなんて、これ以上良いものがあるだろうか。

そんなご当地グルメとして地元では知られていても、全国レベルでは知名度が低い料理を広めるために毎年開催されている『B-1グランプリ』なる大会を知っていますか? この大会、毎年美味しそうな匂いを巻き散らかしているので、お客さんとして言ったら散財を覚悟しておこう。

大会概要

この大会はB級グルメ、その中でも地域振興を目的とした『B級ご当地グルメ』を全国区にするために開催されるもの。元々バブル経済期において誕生した、安くて美味しいのに、贅沢品ではない食事である『B級グルメ』というものがあります。この大会では47都道府県それぞれの名産や特徴を盛り込んだオリジナル料理を創りだして、新たな地域の名物として売りだしていこうとしている料理のことを指しています。

どちらかと言えば町おこしに近いイベントで、全国のご当地B級グルメが会場では沢山食べられる。お腹を空かせて訪れると、まずは何処から食べようかと迷う人が多いはずだ。ただ中には歴戦の、既に周知の事実として知られているグルメが一番の目玉としてピックアップされる。自然と訪れたお客さん達もその肩書に惹かれますが、目玉は自分がこれだと思うご当地グルメを見つけて食べるという、選べる楽しみがウリと言えるでしょう。

満足すること間違い無しの大会ですが、開催当時から話題を攫っていたかといえば意外とそうでもなかった。始まりこそ、全国各地から我こそはというご当地Bグルメしか出店しなかった、というのが全ての始まりとなります。

話題が話題を呼んで

初回大会が開催したのは2006年から現在まで毎年1回のペースで行われている。この大会での目玉は出展しているそれぞれの出店からこれぞという商品を選び、お金を支払って食べた後に気に入った団体に投票していくシステムだ。食べ歩きをしつつ、自分の好みにあったB級グルメはどれかと選んでいくので楽しみが増していきます。来場者は1人につき2つの団体に投票できるシステムとなり、投票は使用後の箸を使用して行われた。

競技が終了後、箸の目方を量って最も重かった団体がゴールドグランプリとなる仕組みとなります。面白そうだと感じる一方で、開催当初から色々な問題が出てきたことも有名な話だ。

主だった問題点として

食べて判定するという、どこぞのグルメ番組のようなシステムに初回開催時の人々は躍起しただろう。お金を払うとはいっても、普段気軽に足を運べない地方のご当地グルメが食べられるというのは、色にこだわりを持つ人には最高のイベントです。こんな良い機会を利用しない手はないとしますが、こうした投票システムで見られた問題では次のようなものが挙げられる。

不正投票の続出

1人1膳2票、これがこの大会の投票システムだ。しかし複数の料理を食べるとその数分の箸が獲得できるため、本来投票しなければ行けないはずの票を特定の団体に集中的な投票が行われるという、不正行為が発生したケースもあります。そのため、後に立てられた対策として過去にグランプリを受賞した団体と開催都市の団体は投票対象外とする措置により、落ち着きを取り戻した。

料理の需供問題

年々大会の人気が増していったことで、来場者の増加もあって料理を満足に供給することが出来ず、需要に答えられないという問題が発生する。人気が出ることの弊害といえるため、その対策として予選を導入して出展者を選抜する制度の導入も検討され始めた。ただ今のところそうした動きこそないものの、B-1グランプリそのものに出場する資格が厳格化したことなどもあって、出展を見合わせるという抑制に繋がってしまったケースもある。

コストが高い

B-1グランプリに出展し、グランプリを獲得できれば知名度とともに人気も湧いてくる。だがもし入賞すら逃してしまえば高い出展料を支払っただけで話題にもならなかった場合には、店舗運営にも影響を及ぼす事態になってしまう。実際、そのせいで市からの助成金が打ち切られてしまった店舗もある。

ご当地グルメを開発して出展

ご当地グルメとは長年、地元で愛され続けているものの事を指している。今大会に出展が正式に決まり、大会のためだけにオリジナル料理を生み出すという出展者が出てくるところもあったという。

ご当地Bグルメは認知される

地域振興と、地方経済を安定するために開催された今大会によって地元の名産を活かした昔ながらの名物料理を楽しめるという利点から、爆発的な知名度を獲得したB-1グランプリ。中には大会用にと創作メニューを出すという、そもそもの趣旨から外れたことをした出展団体もいたというので、名産と言われて訪れると知らないと言われてしまえば元も子もない。それは団体側の責任だが、同時に出展すれば必ず人気を博す、と思われていたのも事実と見ていい。出展したせいで経営破綻寸前まで追い込まれたという話は真面目に笑えないものの、一時でも華を咲かせられたという点では良かったのではないでしょうか。

参加する人、どちらかと言えば出展者に大きな負担は伴うものの、一般参加して料理を楽しむ側であればこれ以上面白いものはないといえる。