全国各地のB級ご当地グルメってこんなにある!!

全国に知れわたっているわけではない、地元ならではのB級グルメに酔いしれる人は数知れず。ある者は言った、‘待て、しかして希望せよ'と。 自分たちの地元のグルメを広めるため、開催されたB-1グランプリからも分かるように、各地には色々な食文化が広がっています。ここではB-1グランプリ、歴代優勝者から見る現在のご当地B級グルメについて考察していきます。

年々人気が増していく

今年はお休み

B-1グランプリは2006年からスタートして、既に10回も大会が行われている。2016年も行われると思われていましたが、公式サイトの告知によると今年はB-1グランプリそのものは開催しないが、別の大会を開く予定とのころ。11回大会は来年2017年を予定しているとのことなので、この日に向けて画策している人も中にはいるかもしれません。

今大会を知らないという人ももちろんいると思います、安っぽいご飯なんて食べていられるかと考えている、そうしたセレブを気取る人の中には単純にまずそう、とすら見ているのではないか。高いものが必ずしも美味しいとは限らない、安くて美味しい、満足できる食事が出来るなら一般的な世帯にとってこれ以上嬉しいことはありません。B級グルメの良さとはそこにあり、それが最大の魅力だ。

そもそもB級グルメという名称がバブル経済時、1980年代中盤以降に誕生したというのも調べていく中で個人的に驚いた点でもある。まさかそんな前から生まれていた言葉だとは思いもしなかったので、感慨深い点だ。当時はさほど有名ではない、巷で話題というレベルだったために地方の料理を知る機会はほとんどなかったという人が大多数になります。だからこそB-1グランプリという、これまで思いつきもしなかった斬新な方法により、地元の人しか知らなかった料理が全国の人々へと認知されていくようになった。

実際、今大会の歴史を見れば足を運んでやってくる一般来場者並びに出展団体の増加、この2つが顕著見えてきます。

グルメなあなたへ

大会の変遷

どの程度増えているのかというと、最新の大会である2015年に行われた第10回大会までの流れを見ると以下のようになっている。

出展団体 一般来場客
2006年 10 17,000人
2007年 21 250,000人
2008年 24 203,000人
2009年 26 267,000人
2010年 46 435,000人
2011年 63 515,000人
2012年 63 610,000人
2013年 64 581,000人
2014年 59 453,000人
2015年 62 334,000人

大会の流れを見てみると、最も多くの来場客を記録したのが『2012年大会』のこと、出展団体が最も多かったのが『2013年大会』となっている。これを考慮すると既にこの頃には大会そのものが全国レベルに知れ渡っていたという事になります。対して2006年と2007年では出展団体と来場客の急激な増加が起こり、特に後者はわずか1年で20数万人もの人が訪れたのだ。つまり、2006年大会において何かしらのメディアがこれは面白いとして報道を行い、興味を示した人が来年は行こうという気持ちを生み出したと分析できます。

その後人気が人気を呼び、盛況を見せるB-1グランプリですが気になるのは、これだけの繁盛に伴う経済的な部分でどのような影響をもたらしているかだ。こちらも調べてみると、無視できない規模の経済効果をもたらし、出展団体並びに地域へ億単位の恩恵を与えたと見られています。

B-1グランプリによる経済効果

様々なB級グルメが登場し、訪れた人たちの胃袋を喜ばせているこの大会で、出展した料理の中でもとりわけ凄い経済効果をもたらしたのは静岡県の『富士宮やきそば』が挙げられます。なんと2001年から約9年間の経済効果が規格外の『439億円』にまで昇ると言われるほどの大盛況を見せているのだ。

言われてみれば納得できるかもしれません、B-1グランプリとは全く関係のないイベントでの出店をしているところも筆者自身も何度も目撃している。もはやこのB級グルメは食べたことはなくても、名前だけなら誰もが知っているというレベルにまで到達しているのだ。多くの人に知ってもらえればそれでいいと、軽い気持ちで参加した出展団体もあっただろう、その結果がまさか地域を飛び越えて県を代表する名産にまで昇り詰めるなど、流石に予想はできなかったのではないでしょうか。

お腹へったら見て下さい

定番イベントとして

大会自体を開催しても街そのものに大きな賑わいを見せるので、大会とは関係ない地元の飲食店にも少なからず潤沢な経済的影響を浸透させていった。目立った記録では2010年に開催された厚木大会においては地元に36億円規模の経済効果があったとさえ言われている。開催することに意義が見出され、今後もその人気にかこつけてB級グルメを世に送り届けていこうという、そんな姿勢が感じられる。

気軽に旅行が出来ない人、遠乗りしたくても都合が付けられないといった人は一度でいいから足を運んでみると良いでしょう。2016年はまた形式の違った大会が開催されるので、足を運んでご当地グルメと呼ばれるものがどういうものなのか、そういう点も実感してみると良いでしょう。