全国各地のB級ご当地グルメってこんなにある!!

全国に知れわたっているわけではない、地元ならではのB級グルメに酔いしれる人は数知れず。ある者は言った、‘待て、しかして希望せよ'と。 自分たちの地元のグルメを広めるため、開催されたB-1グランプリからも分かるように、各地には色々な食文化が広がっています。ここではB-1グランプリ、歴代優勝者から見る現在のご当地B級グルメについて考察していきます。

千葉産、革新的なタンタンメン

真っ赤な担々麺

ご当地グルメと呼ばれるものの中で、地域の特色が色濃く現れるのがB級グルメというもの。ここまで取り上げてきたものの中では焼きそばなど誰もが普段から食べている物が、地域の手にかかれば一工夫変わった仕上がりになっているのが見て取れます。中には古来より親しまれている、せんべい汁のような郷土料理にまで昇華したグルメ料理もあるなど、この世界も中々侮れません。ですがここまで取り上げてきて、今の今まで大会に出展しておきながらグランプリを獲得してこなかったのが不思議、とすら感じている人もいる料理がある。

日本の国民食であり、筆者も1週間に数度は食事として摂取している『らーめん』についてだ。中国から伝来した料理なので、厳密に言えば日本古来とは言いがたいものの、変遷に変遷を繰り返したことで世界有数のラーメン大国とまで呼ばれるほどの食文化が形成されている。特に池袋では激戦区と呼ばれるような、ラーメン店が日々しのぎを削って店舗間で殴り合いが始まってもおかしくないくらい、殺伐とした雰囲気が漂う、なんてこともあるかもしれません。

ラーメンの立場と歴史を考えると、B級グルメと呼ぶには知名度が高すぎます。余程地域ならではの手を加えたものでなければならないことを踏まえると、エントリーして出展したとしてもグランプリになるかといえばかなり微妙な線だ。確かに日本には『ご当地ラーメン』という物がある、しかし珍しさで言えばあまり高いとは言いがたい。B-1グランプリの会場では目にしたことがない、食べたことがないといった料理ほど関心を持たれるものだ。かなり個性的かつインパクトが強烈なものであればラーメンでも可能かもしれませんが、その栄光をつかむまでには中々至りませんでした。

そうした中で2015年の大会で、開催からおよそ10回目にしてご当地B級ラーメンがグランプリを受賞する。そのラーメンとは、千葉県勝浦市の飲食店で提供されていた担々麺で、別名『勝浦タンタンメン』というものだ。

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とにかく‘赤い’

勝浦タンタンメンなるラーメンが2015年に開催された記念すべき10回大会でグランプリを獲得する。これによって地元の千葉県でも人気を博するようになった、とは行かないようだ。それというのも、見た目からして食べる人を選びそうな物になっているからだ。

筆者にすればこういうラーメンは大好きだが、しいて言うなら辛いものが大の苦手という人には推奨できません。どうしてかというと、スープの見た目からして真っ赤に染め上げているからです。実際、食べるにしても辛みが真っ先に口の中で広がり、火傷するんじゃないのかというほどに痛い経験をした人もいたという。それもそのはず、担々麺とは名ばかりで胡麻ベースではなく、ラー油ベースのスープがこのラーメンのウリだからだ。

担々麺じゃ無いじゃん、そう突っ込まれてしまうと何も言えなくなってしまいます。どうしてこんな独特の、人を選びそうなグルメが選ばれたのか不思議でしょうがないと、中にはもっとちがうものがあったのではと、地元の人からも心配されているとのこと。だからこそB級グルメなんですが、この勝浦タンタンメンについては度が行き過ぎたともいえます。

原点は

B級グルメとしては十分な資格を持つ勝浦タンタンメンですが、その起源は海女さんや漁師の人たちが好んで愛していたという。好きだったという歴史がある方が驚きかも知れませんが、海に潜る機会も多い仕事柄のため、体を温めるためには食事も体温を上昇するのに役立つものではなくてはならない。そうした経緯からラー油ベースになったようだが、実はこの勝浦タンタンメンもその歴史は既に50年以上も経っていた。

当時、とある大衆食堂の店主が担々麺の存在を知って再現しようとしたが、芝麻醤が手に入らなかったことからそれに近い材料を用いて作られたことから、勝浦タンタンメンの歴史は始まるという。創意工夫に富んでいる、という点ではその情熱は敬意を称しますが人を選んでしまうものなのは当時から続いているようだ。

お腹へったら見て下さい

むせるの前提

こんなに赤いのなんて体に良くないだろうと、そう感じる人からは敬遠される一品。実際、一口含めばたちまち100%に近い確率でむせる人がほとんどだという。そんな不名誉な伝統なんていらないだろうと思うかもしれませんが、ある意味では名物といえる。そんな勝浦タンタンメンも2015年のグランプリ以前から、一部の界隈でこんなユニークなラーメンが千葉にあると首都圏を中心に広がっていきます。都会人はなんて恐ろしい物を食べるんだと勘違いしている人もいそうですが、辛いものが苦手な人は本当にご注意ください。

ラー油の使用量は恐らく1年間に平均で摂取する程なので、辛いものなんて口に含んだだけでダメになるという人は食べないほうが懸命だ。B級グルメの中でも勝浦タンタンメンのような、独特を絵に描いたようなグルメ料理も存在している。