全国各地のB級ご当地グルメってこんなにある!!

全国に知れわたっているわけではない、地元ならではのB級グルメに酔いしれる人は数知れず。ある者は言った、‘待て、しかして希望せよ'と。 自分たちの地元のグルメを広めるため、開催されたB-1グランプリからも分かるように、各地には色々な食文化が広がっています。ここではB-1グランプリ、歴代優勝者から見る現在のご当地B級グルメについて考察していきます。

番外編 東京のBグルメとは

東京ならではのB級グルメとは

ご当地B級グルメというと、一番縁遠いところは東京かも知れません。東京都の場合は飲食店の宝庫で、独自というよりはチェーン店繋がりの縦がひしめき合っているという印象が先行する。そのせいで地元ならではの料理というものにあまり馴染みはないというケースは増えるかもしれません。また東京で店を構えて話題を博せばたちまちメディアにも取り上げられてしまうので、知る人ぞ知るというポジションに落ち着かなさそうだ。

しかしそうした中でも、東京には東京ならではのB級グルメがあり、実はこれがB級グルメだったというものもある。東京でいうところのご当地B級グルメと呼ばれるものは何なのかというと、次のような物だ。

グルメなあなたへ

東京でのご当地グルメとは

もんじゃ焼き

実は東京のご当地グルメとして、かつてB級グルメだったものが気づけば全国レベルで知名度を上げている『もんじゃ焼き』が良い例だという。もんじゃ焼きが東京発、というのも意外だった。てっきり大阪で生まれたものなのかと思っていたが、そうではなかったようだ。またこのもんじゃ焼きなる料理も起源を辿ると今から500年ほど前まで遡るという。しかも元は料理というよりは、和菓子の一種が全ての原点だったというのも面白い話だ。

その生みの親であり、もんじゃ焼きというものを後の世に誕生させた人物として『千利休』の名前が上がります。全く繋がり無いだろうと思うでしょうが、事実なので否定しようがない。何もかも初めてづくしで驚くしか出来ませんが、個人的には以前マイブームで家のホットプレートを使って作っていたものだ。料理そのものは非常に簡単なので手軽さも受けていますが、何気に好き嫌いの分かれそうな料理ではある。また和菓子が原点だったこともあるので、焼きそば同様駄菓子屋の一角で売られているのが定番だったという。

八王子ラーメン

東京でラーメンというと、もう何を取り上げていいかわからないという人がほとんどのはず。個人で運営している店もあれば、一企業として全国展開している店舗もあります。その中から自分の好きなラーメン店を見つけるのだけでも苦労しますが、そんなラーメンを利用したご当地グルメは東京にもあった。その料理でもある『八王子ラーメン』のことだが、こちらのラーメンは21世紀になるまで地元の人も『―――えっ、何それ?』と首を傾げるものだったという。

起源こそ昭和30年代に、とある惣菜屋の店主がラーメン屋を営もうとして、斬新なラーメンを作ろうした折に八王子ラーメンの特徴でもある玉ねぎを入れたことから来ているとされている。大ヒット仕方かというと、注目され始めたのは2003年とおよそ40年近い時間アングラな食文化とみなされていた。悲しきことだが、店主の努力は後に実ったものの、それまでは苦汁をなめさせられて苦労したのだろうと、そんな心配を抱いてしまいます。

現代になって地域振興の活力とするために売り出されることになり、今では東京ラーメンの中でも定番商品となっている。

有名度で言えば

もんじゃ焼きと八王子ラーメン、どちらも東京ならではのB級グルメとしてスタートしましたが、恐らくだが前者はB級ではなくなり、後者はB級グルメと呼ぶにはまだまだ知名度が足りていない、的に見たほうが良いかもしれません。八王子ラーメンという名は確かに聞いたことはありますが、ラーメン好きの筆者は正直食べたことがないと断言してもいい。別に好き嫌いをしているという話ではなく、食べる機会がなかったと適切だ。

B級グルメの名を広げるために活躍こそしている。その影響もあって八王子駅近辺はラーメン店の穴場スポットとも評判が集まっているので、名店が多いとも言われている。ただ八王子ラーメンをウリにしているかといえば、そうでもないようだ。

お腹へったら見て下さい

東京のご当地グルメは

他の地域では何を差し引いても経済効果を挙げるために宣伝にも協力を惜しみませんが、都内となるとよっぽど人気が出ない限りは挙がることもない。不公平すぎないかと思うでしょうが、それだけシビアな市場だと考えれば納得もできるはずです。事実、普及していないことを証明するようにB-1グランプリにも八王子ラーメンは一度も出展していないことを考えれば、知られているというよりはあまりに知名度がなさすぎて出展しても人気が見込めない、ラーメンというひねりのない料理では勝ち目がないとみなされているからかもしれません。

B級グルメの世界も、定番の料理よりは一般的な料理をいかにして地元色に仕立てられるかが勝負のようだ。そう思えば東京でB級グルメなるものが誕生しにくいのも仕方がないかもしれません。